Appleが新型iPadを発表!スペックからわかる隠された真実!!
持ってるタブレットはほぼレシピ本と化してます。
どうも、さこっちゃんです。
Appleが3月21日に新製品を発表しましたね。
すでに多くの方がその情報を目にしたのではないかと思います。
相方のsakuも中々のアップルユーザーですのできっと知っているでしょう。
sakuが書いたMacBook Proに関する記事も合わせてどうぞ。
個人的には赤のiPhoneは良いなーと思いました。
(通常の3倍のスピードで動けそう)
まぁ絶対にカバー着けちゃうので背面の色が何色だろうと
ほとんど関係ないと言ってしまえばそうなんですが(笑)
他にもiPhone SEが32GB/128GBに変更されたり
Apple Watch用バンドに新色が追加され
iPad mini4は32GB版が販売終了、128GB版は値下げ等々といった
色々な発表がされていましたが、その中でもやはりメインは
37,800円~という破格の値段の新型iPadでしょう!!
この価格でApple製品が手に入るなら!?
と思った方もいるのではないかと思います!!
なので今回は
他のiPadシリーズなどと比較してみることで
発表されたばかりの新型のiPadは本当にお買い得なのかどうかを
検証したいと思います。
特徴
何と言っても最大の特徴は
一番グレードが下のモデルが4万円を切るという、その価格の安さです。
32GB
Wi-Fiモデル 37,800円
Wi-Fi + Cellularモデル 52,800円
128GB
Wi-Fiモデル 48,800円
Wi-Fi + Cellularモデル 63,800円
という価格になっています。
1万円台のタブレットなどが溢れてきている中で
そういったライトユーザーを狙った戦略なんでしょうか。
画面サイズは9.7インチでストレージの容量は32GBと128GB
カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。
容量で言えば間に64GBは欲しかったところですね。
タブレットとは言え、今から新たに買うのに32GBはかなり
ライトな使い方をする人以外は厳しいかもしれません。
CPUはA9を採用。
「iPhone 6s/iPhone 6s Plus」などで使われている物と同じです。
つまりiPad ProのA9XやiPhone7で使われているA10
といった最新の物ではなく一世代前の物が使われています。
このあたりをダウングレードすることで価格を落としているようですね。
注文の受付は3月25日午前0時01分(日本時間)からとなっています。
スペック比較
さて、現在Appleから発売されているiPadシリーズは
『iPad Pro』『iPad Air』『iPad mini』
という3種類。
そのスペック表をつくりました。
今回の比較対象となるiPad Air以外の2つは過去に発売された物は含まず
現行版のみとなります。
iPad Air | iPad Air2 | 新型iPad | |
発売日(日本) | 2013/11/1 | 2014/10/17 | 2017/3/25 |
容量と価格 |
【Wi-Fi版】 51,800円 (16GB) 61,800円 (32GB) 71,800円 (64GB) 81,800円 (128GB) 【Cellular版】 65,520円 (16GB) 75,600円 (32GB) 85,680円 (64GB) 95,760円 (128GB) |
【Wi-Fi版】 53,800円 (16GB) 64,800円 (64GB) 75,800円 (128GB) 【Cellular版】 67,800円 (16GB) 78,800円 (64GB) 89,800円 (128GB) |
【Wi-Fi版】 37,800円(32GB) 48,800円(128GB) 【Cellular版】 52,800円(32GB) 63,800円(128GB) |
サイズ | 縦 : 240mm 幅 : 169.5mm 厚み: 7.5mm |
縦: 240mm 幅: 169.5mm 厚み: 6.1mm |
縦: 240.0mm 幅: 169.5mm 厚み: 7.5mm |
重量 | Wi-Fiモデル 469g Cellularモデル 478g |
Wi-Fiモデル 437g Cellularモデル 444g |
Wi-Fi版: 469g Cellular版: 478g |
ディスプレイ | 9.7インチ 2048×1536px 264ppi Retinaディスプレイ |
9.7インチ 2048×1536px 264ppi Retinaディスプレイ |
9.7インチ 2048×1536px 264ppi Retinaディスプレイ |
コネクタ | Lightning コネクタ |
Lightning コネクタ |
Lightning コネクタ |
CPU | Apple A7 (1.3GHz・64Bit) デュアルコア |
Apple A8X (1.5GHz・64Bit) トリプルコア |
Apple A9 |
メモリー | 1GB | 2GB | 未発表 |
カメラ 静止画 |
前:120万画素 後:500万画素 |
前:120万画素 後:800万画素 |
前:120万画素 後:800万画素 |
カメラ 動画 |
前:HD画質 (1280×720) 後:フルHD画質 (1920×1080) |
前:HD画質 (1280×720) 後:フルHD画質 (1920×1080) |
前:HD画質 (1280×720) 後:フルHD画質 (1920×1080) |
バッテリー | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
SIM カード |
Nano-SIM | Nano-SIM | nano-SIM Apple SIM対応 |
Touch ID | × | ○ | ◯ |
Apple Pencil | × | × | × |
iPad Pro 12.9inch |
iPad Pro 9.7inch |
iPad mini4 | |
発売日(日本) | 2015/11/11 | 2016/3/31 | 2015/9/10 |
容量と価格 |
【Wi-Fi版】 94,800円 (32GB) 112,800円 (128GB) 130,800円 (256GB) 【Cellular版】 128,800円 (128GB) 146,800円 (256GB) |
【Wi-Fi版】 66,800円 (32GB) 84,800円 (128GB) 102,800円 (256GB) 【Cellular版】 82,800円 (32GB) 100,800円 (128GB) 118,800円 (256GB) |
【Wi-Fi版】 42,800円(32GB) 52,800円(128GB) ↪45,800円(128GB) 【Cellular版】 56,800円(32GB) 66,800円(128GB) ↪60,800円(128GB) |
サイズ | 縦: 305.7mm 幅: 220.6mm 厚み: 6.9mm |
縦: 240.0mm 幅: 169.5mm 厚み: 6.1mm |
縦: 203.2mm 幅: 134.8mm 厚み: 6.1mm |
重量 | Wi-Fiモデル 713g Cellularモデル 723g |
Wi-Fiモデル 437g Cellularモデル 444g |
Wi-Fiモデル 298.8g Cellularモデル 304g |
ディスプレイ | 12.9インチ 2732×2048px 264ppi Retinaディスプレイ |
9.7インチ 2048×1536px 264ppi Retinaディスプレイ TrueToneディスプレイ |
7.9インチ 2048×1536px 326ppi Retinaディスプレイ |
コネクタ | Lightning コネクタ |
Lightning コネクタ |
Lightning コネクタ |
CPU | Apple A9X | Apple A9X | Apple A8 (1.5GHz・64Bit) デュアルコア |
メモリー | 4GB | 2GB | 2GB |
カメラ 静止画 |
前:120万画素 後:800万画素 |
前:500万画素 後:1200万画素 |
前:120万画素 後:800万画素 |
カメラ 動画 |
前: HD画質 (1280×720) 後: フルHD画質 (1920×1080) |
前: HD画質 (1280×720) 後: 4K HD画質 (3840×2160) |
前:HD画質 (1280×720) 後:フルHD画質 (1920×1080) |
バッテリー | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
SIM カード |
Nano-SIM | Nano-SIM Apple SIM内臓 |
Nano-SIM |
Touch ID | ◯ | ◯ | ○ |
Apple Pencil | ◯ | ◯ | × |
今回発表された新型iPadは『iPad Air2』の後継機という扱いです。
スペックを見ても、Proの廉価版というよりはAirの正統進化版
といった印象を受けますね。
Airの文字が消えた理由は・・・
実際なんでなんでしょうね。
iPad Airという名前自体がiPadの派生品のように聞こえて紛らわしいから
というのが一番ありそうかな?
スペック比較から見えてくる真実
さて、勘の良い方ならお気付きの方もいるかと思います。
今回発表された新型iPad・・・
外装まんま初代iPad Airやん!!!!
ということですね。
サイズも重量もディスプレイも同じですから
おそらく外装の部分に関しては使い回しされているのでしょう。
実際に実機を見たわけではないので、もしかしたら違う可能性もありますが
ここまで一緒だと、この推測は外れていない気がします。
だからこそのこの価格だ、というのもわからなくはないですが。
一応、ボタンについては初代iPad AirはTouchIDがありませんでしたが
今回の新型ではきちんと搭載されています。
つまり新型とは言っていますが、安価版である以上
新しい機能などが搭載されたものではなく
今までで出ている物の組み合わせによって
コストパフォーマンスを上げた製品なのでしょう。
まとめ
検証した結果としては、今回の新型iPadに目新しい機能としての
特徴があるわけではないということでした。
性能的には必要十分を満たしている感じですし
何より価格が安くなった分、今まで躊躇していた人たちが
手に取りやすくなったというのが一番大きいのかなと思います。
エントリーモデルとして考えれば中々の物だと思います。
古参のアップルユーザーを満足させる商品というよりは
新規のアップルユーザーを獲得するための製品、ということなんでしょう。
ニュースなどを見て購入を迷っている人の参考になれば幸いです!!
この32GBモデルにSDスロットあれば最高なのになぁ~
ではでは。
さこっちゃんでした。
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