一度は行きたい!全国各地の日本三大シリーズを訪れて日本を知ろう!!
日本を知って、世界を知る。
どうも、さこっちゃんです。
日本には、様々な場所や出来事に
「日本三大○○」
と呼ばれる物があります。
お祭りや庭園などの
人の手で作り上げるものであったり
山や滝などの自然であったりと
幅広く、数も非常に多いうえ
出典によって
入れ替わっていたりすることもあります。
ですが
「日本を代表する」
と言われるだけの物なので
人生で一度は訪れてみたい場所ばかりです。
今回はたくさん存在する
「日本三大○○」
の中から、独断と偏見
自分が行ったことがある場所などを
ふくめていくつか紹介したいと思います。
今から夏休みの予定立てちゃおうZE!!
自然系
日本三霊山
富士山
静岡県・山梨県
日本人なら誰でも知っている
日本一の山ですね!
日本最高峰の独立峰で
標高3,776.12 m
その美しくも荘厳な姿は
日本の象徴として国内外に
広く知られています。
その山体は駿河湾の海岸まで及び
山頂部には浅間大神が鎮座すると
されたため、神聖視されており
古来から霊峰として扱われてきました。
白山
石川県・岐阜県
「白山三峰」という
御前峰・剣ヶ峰・大汝峰 の
三つを中心として、周辺の山峰を
まとめた総称が白山です。
標高2,702m
富山県、石川県、福井県、岐阜県の
四県にまたがっている両白山地の
中央に位置しており
その最高峰で、山頂周辺は
成層火山となっています。
立山
雄山、大汝山、富士ノ折立という
三つを総称した呼び名。
日本では数少ない
氷河が現存している山となります。
その名前には複雑な意味が
込められており
地理的な広がりと
立山信仰や遥拝登山などの
精神的な広がりを含んでいると
言われています。
三大瀑布(滝)
那智の滝
和歌山県那智勝浦町
那智川中流にかかる滝で
石英斑岩からなるほとんど
垂直の断崖に沿って落下しています。
落ち口の幅は13メートル
滝壺までの落差は133メートルに達し
その姿は熊野灘からも
望見することができるそうです。
一段の滝としては
その落差が日本1位となっています。
実際に見上げるとその高さに
驚くこと間違いなしですよ。
お土産屋さんで売られている
那智黒の黒飴も名物です。
僕はあんまり好きじゃないですが。
華厳の滝
栃木県日光市
名前の由来は仏教経典の1つである
華厳経から名づけられれ
僧である勝道上人が発見者と言われていることから
その名がついたと言われています。
華厳渓谷周辺では
阿含滝、方等滝、般若滝、涅槃滝
という名前の滝が存在しており
五時の教判から
華厳の滝と同じように命名されたのではないかと
考えられているようです。
落差97mの滝を一気に流れ落ちる様は壮観で
滝から落ちる水の量は
平均3tと言われていますが
多いときは100tになることも
あるそうです。
袋田の滝
茨城県久慈郡大子町
久慈川支流の滝川上流にある滝。
長さ120m、幅73m。
冬は「氷瀑」と呼ばれ
気候によっては滝が凍結している
姿を拝むことができます。
別名として「四度の滝」と呼ばれています。
これは二つの説が混同しており
滝が4段になって岩肌を落ちることから
呼ばれだしたという説と
昔、この地を訪れた西行が
「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ
真の風趣は味わえない」
と、滝を絶賛したことから
という説の二つがあります。
三大桜
桜に関しては、以前桜の種類に関する記事でも
三大桜に少し触れましたね。
三春滝桜
福島県三春町
樹齢推定1000年を超える
ベニシダレザクラの巨木。
国の天然記念物として登録されており
三春の滝桜、また単に滝桜とも呼ばれています。
神代桜
山梨県北杜市
実相寺の境内にあるエドヒガンザクラの老木。
天然記念物として指定されており
樹齢は1800年とも2000年ともいわれています。
日本武尊がこの桜を植えたといわれており
鎌倉時代には日蓮がこの木の衰えているのを見て
祈ったところ蘇ったなどの伝説が残されています。
淡墨桜
岐阜県本巣市
淡墨公園に植えられている
樹齢1500年以上のエドヒガンザクラの老木。
蕾のときは薄いピンク
満開の時には白色
散りぎわには特異な淡い墨色になり
散り際の淡い墨色から名前をとって
淡墨桜と呼ばれています。
近年では幹の老化が
激しくなってきていますが
樹木医や地元の人々の
手厚い看護によって保護されています。
この他にも
三大夜桜
三大桜名所
などのように桜に関するものは多く
日本がいかに桜と密接に生きてきたか
桜に心を癒されてきたかが
わかりますね。
温泉
三大温泉
熱海温泉
静岡県熱海市
熱海は歴史的にも古い温泉で
約1500年前に、海中から熱湯が噴き出し
魚が死んでいるのが発見され
以来「熱い海」であることから
熱海という地名になったと言われています。
熱海七湯と呼ばれる、古くからの源泉が存在します。
南紀白浜温泉
和歌山県西牟婁郡白浜町
温泉として非常に歴史が古く
日本三古湯のひとつにも数えられています。
白良浜を中心として海岸沿いに
温泉施設や宿泊施設が広がり
周辺にはアドベンチャーワールドや
千畳敷など多くの観光地もあり
リゾートととして親しまれています。
別府温泉
大分県別府市
別府は温泉都市として知られており
源泉数、湧出量ともに日本一を誇っています。
別名として別府八湯や
別府温泉郷とも呼ばれています。
別府八湯は、泉質や雰囲気の違う
数百の温泉が八箇所の温泉郷を中心に
分布しており、これらを総称した
呼び名とされています。
また、高温の温泉を「地獄」と称しており
地獄めぐりが観光施設として
整備されています。
三名泉
有馬温泉
兵庫県神戸市
日本三古泉のひとつ。
湧出場所によって泉質が
異なっているのが特徴で
含鉄塩化物泉、含鉄塩化物泉、炭酸水素塩泉
の三種類があります。
「金泉」「銀泉」という呼び名のほうが
有名かもしれませんね。
温泉街も非常ににぎわっており
観光地としても楽しめます。
玉造温泉
島根県松江市
その規模や歴史がともに
島根県随一の温泉とされています。
玉湯川沿いに桜並木と旅館などが立ち並んでおり
松江城、出雲大社などの観光地からも
比較的近い場所にあります。
近年では美人の湯としても有名になり
女性に人気の温泉地となっています。
温泉街は落ち着いた雰囲気ですが
最近では割と新しいお店や施設もできてきています。
僕は数年前に、一人旅で出雲大社とともに
ここに訪れていますが
旅館での日帰り入浴等もでき
泉質も非常に良かったので
また行ってみたい温泉地の一つです。
榊原温泉
三重県津市
山の中の保養地的雰囲気の温泉地で
温泉街などの歓楽的な要素は
まったく見当たりません。
日本三古泉には数えられていませんが
非常に古い歴史をもつ温泉で
七栗の湯とも呼ばれています。
別所温泉
長野県上田市
場合によって、こちらの別所温泉が
三名泉に入ることもあります。
信州最古の温泉と言われており
標高570mという高地にあります。
日本武尊が7か所に温泉を開き「七苦離の温泉」と名付けたという伝説から「七久里の湯」とも呼ばれています。
三重県の「七栗の湯」と
長野県の「七久里の湯」。
漢字は違うとは言え離れた地の
温泉の別名が同じというのは
なんだかおもしろいですね。
日本三古泉
上記で紹介した
南紀白浜温泉、有馬温泉に加え
道後温泉を加えた
三つが日本三古泉となります。
道後温泉
愛媛県松山市
道後温泉本館を中心とした
温泉街が広がっており
地ビールの飲める施設や
商店街、土産物屋などが
数多く連なり
観光客を楽しませてくれます。
「千と千尋の神隠し」に出てくる
神様用の温泉「油屋」の
モデルとして道後温泉本館が
明言されており
聖地巡礼として訪れる人も
多いようです。
建造物系
三大名城
姫路城
兵庫県姫路市
江戸時代初期に建てられ
天守や櫓等の主要建築物が
そのまま現存していることで
国宝や重要文化財に指定されています。
また、鷺山に置かれていることや
白漆喰で塗られた城壁の美しさから
白鷺城の別名もあります。
名古屋城
愛知県名古屋市
織田信長誕生の城とされる今川氏・織田氏の
那古野城の跡周辺に、徳川家康が九男義直のために
築かれたとされています。
以降は尾張徳川家17代の居城として
明治まで利用されていました。
名古屋城にも別名があり
「名城」、「金鯱城」、「金城」
と呼ばれることもあります。
大坂城
大阪府大阪市
安土桃山時代に大坂に築かれ
江戸時代に修築された日本の城。
大坂城跡として国の特別史跡にも指定されています。
豊臣秀吉が築いた大坂城の遺構は
現在全て埋没しており
現在僕たちが見ることのできる大坂城の遺構は
徳川家が修築を施した大阪城の遺構となります。
ただ、この三大名城は
時代や定義によって
熊本城が入ることもあります。
日本三景
松島
宮城県宮城郡松島町
宮城県の松島湾内外にある
大小260余りの諸島のことで
松島湾沿いに南側から
「塩竈」「松島」「奥松島」の
主に3つの観光地区に分かれています。
天橋立
京都府宮津市
宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる
砂州のことを天橋立と呼びます。
天橋立の眺めは複数あり、主に
北側の傘松公園からの斜め一文字。
見たまま斜め一文字に見えることから。
文珠山の山頂にある天橋立ビューランドからの飛龍観。
龍が天に登る姿に見えることから。
西側の大内峠一字観公園からの一字観。
天橋立が横一文字に見える景観から。
東側からの雪舟観。
左に掲げた雪舟筆「天橋立図」が描かれたことが由来である。
宮島(厳島)
広島県廿日市市
安芸の宮島とも。
古代から島そのものが自然崇拝の対象だったとされ
江戸時代中期以降から
日本屈指の観光地として栄えてきました。
厳島神社が有名で
主要な建物はすべて
国の重要文化財に指定されています。
先日僕も初めて探訪してきましたが
非常に魅力的で
干潮と満潮で見せる表情の違いなど
楽しめる要素が満載でした。
日本三名園
兼六園
石川県金沢市
加賀藩により金沢城の外郭に
造営された藩庭を起源とする
国の特別名勝に指定されている
日本庭園です。
春夏秋冬の季節ごとに
違った顔を見せてくれます。
桜、梅、紅葉の名所としても知られています。
つい先日、一人旅にて向かった地でもあります。
後楽園
岡山県岡山市
江戸時代の初期に岡山藩によって造営された
元禄文化を代表する庭園で
こちらも国の特別名勝に指定されています。
約4万坪の広大な土地には様々な見どころがあり
6月ごろに花を咲かせる菖蒲畑なども
非常に人気です。
偕楽園
茨城県水戸市
水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって
1842年に造園されました。
藩士の余暇休養の場へ供すると同時に
領民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと
「偕楽園」と名づけられた。
偕楽園は日本三名園のうちで
唯一、入園無料です。
国の史跡及び名勝に指定されており
本園部分だけで100種3000本の
梅が植えられています。
三大秘境
白川郷
岐阜県大野郡
独特の景観があり
世界遺産にも登録されています。
毎年2月ごろにはライトアップもされています。
漫画やアニメにもなった
「ひぐらしのなく頃に」
の舞台である雛見沢村のモデルとなったことで
知っている人も多いかもしれません。
祖谷山村
徳島県三好市
平家の伝説などが残る祖谷地方の村で
昔は道路事情が非常に悪かったことから
秘境の代名詞として扱われています。
現在では道路事情は改善しているので
アクセスはしやすいようです。
大歩危峡や
かずら橋があることで有名です。
椎葉村
宮崎県東臼杵郡
村としては日本第5位の
広大な面積を誇っており
平家の落人伝説の地でもあります。
国の天然記念物に指定されている
八村杉がある他
無形文化財である椎葉神楽などの
地理的特徴・民俗的特徴から
三大秘境の一つに数えられています。
お祭り系
三大七夕祭や三大奇祭など
様々なものがあるんですが
「どこが三大やねん!」
というぐらい選ばれた祭りが
バラバラな物も多くて
掲載を見送りました(笑)
それだけ日本には
ベスト3に選びたくなる
素敵な祭りが多いということかな!
三大祭
祇園祭
京都府 八坂神社
祇園祭で見られる山鉾の姿は威容を誇っています。
数ある山鉾はよく見ると
姿かたちに違いがあって
見ていて飽きませんよ。
祇園祭と言えば京都三大祭というのもあります。
5月の葵祭、7月の祇園祭、10月の時代祭。
葵祭は5月15日に行われる祭りで
今年は月曜日の開催です。
平日ですが、もしもご都合が良い方は是非とも
平安貴族の王朝行列のその優雅な姿を
見に行ってみてくださいね。
天神祭
大阪府、大阪天満宮
天神祭は7月の24、25の二日間開催
(厳密には6月下旬から7月25日までの一か月間)
なのですが、25日には船渡御と呼ばれる
船が行きかい、花火もあがります。
大阪三大夏祭のひとつでもあります。
神田祭
東京都、神田明神
神田祭は行けたことがないのですが
江戸三大祭にも数えられていますね。
5月の中旬の一週間を使って行われます。
現在では町御輿が主流で
15日に固定で行われる例大祭では
神社の巫女が正装の浦安の舞も行います。
言わずとしれた三大祭です。
日本三大花火大会
全国花火競技大会
秋田県大仙市
約18,000発の職人が工夫を凝らした
花火が夏の終わりを彩ります。
土浦全国花火競技大会
茨城県土浦市
10月の第一週と花火大会としては
かなり遅めで、熱中症なども
あまり気にせず楽しめます。
スターマインや創作花火、10号玉など
部によって構成されており約20,000発もの
花火が夜空を染め上げる姿は圧巻です。
長岡まつり大花火大会
新潟県長岡市
8月の1日~3日の間開催される
長岡まつりの中で
2、3日の二日間にわたって行われる
花火大会。
三大花火大会の中では唯一「競技大会」ではなく
自然災害や長岡空襲の慰霊や復興のためとしての
花火大会なのだそうです。
二日間かけてスターマインを中心に
20,000発の花火が上がります。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
行ってみたいと興味を持った場所や
イベントが一つぐらいは
見つけていただければ嬉しいです。
僕自身、関西の人間なので
中々東京以東の東北地方などには
遠征できていないのですが
温泉大好き旅大好き人間として
日本全国48都道府県の名所を
コンプリートしたいなと思っております!!
その時は
sakuが書いたこんな記事をみて
お土産を考えるのも良いかもしれません。
旅の予定を決めるのって楽しいですしね。
ではでは。
さこっちゃんでした。
記事が面白いと思った方は読者になるを押してね☆